ホーチミン旅行記3日め

シェラトンサイゴンの朝食は、豪華です。
ビュッフェですが、ジャパニーズスタイルにコリアンスタイル、チャイナもウエスタンも、ベトナミーズも。
まさに、朝から、そんなに食べられないよ〜的です。
長男は、朝から小さいステーキにアイスクリーム食べ放題。
大人は、ある日はベトナミーズ、またある日はウエスタン、というように楽しみました。
ビュッフェって、ついついとりすぎちゃいますよね・・・。
本当に食べたい、かつ美味しそうなものをハズさないでチョイスし、優雅に食べる・・・そんな大人の食べかた、してみたいです。

そろそろお土産も買わなくてはいけません。
朝食後、ベンタン市場へ。
昔、シェフが毎日仕入れに通っていた市場です。
野菜や果物屋さんが、少し減ったかな・・・?そんな印象です。
実は、2日めにも来て、私はサンダルを買い込みました。
う〜ん、もうちょっと値段交渉すれば良かったなあ・・・。
1足よりも、まとめ買いがいいですよ。もう1足買ったら、いくらになる?みたいな。
でも、セミオーダーのサンダルは、1足しか買わなかったし、値切れなかったけど、
おばあちゃんの仕上げの技を見て、なんかいい感じでした。
買い物って、安いだけじゃなくて、多少値段の折り合いがつかなくても、
交渉や会話が楽しければ、それでいいかなって気がしますね。。
あとは巾着やバッグ。
なるべく一か所のショップでまとめ買いです。
シェフは値切るのが得意で、うまい具合に交渉成立。
お店の人の、やれやれって顔に、こっちはシメシメ。
お店側も決して損はしていないと思いますけどね〜。
楽しい買い物でした。


サトウキビジュースでのどを潤したあと、レ・ロイ通りとパスター通りの交差するバクダンアイスへ。
若者たちの、デートスポットです。
観光客も、多いです。
強烈な匂いを発するドリアンアイスを食するシェフを横目に、私は、カフェ・シュア・ダー。
甘くて濃い、ベトナムアイスミルクコーヒーです。ミルクは、練乳です。氷をガシガシ、溶かしながら、飲みます。
子供たちのアイスには、小さな傘の飾りがちょこん。
昔も今も、アイスにこの飾りは欠かせません。


とにかくこの日は、、ホテルのあるドンコイエリアでも買い物、買い物・・・。
日本人観光客の多さからか、市場もショップも、日本語を話す人がたくさん。
日本語、上手ね〜ってほめると、嬉しそうに接客してくれます。
このエリアでは、あまり値切れませんが、たくさん買うと、少〜しだけまけてくれます。


それから、3区にあるコープマートへ。
ここは、住んでいたところから近くて、しょっちゅう行っていたスーパーです。
私たちの感覚では、ここの値段が基本。リアルなホーチミン物価。
中心部は、やっぱり少し高いです。
あれもこれも買い込み、この日の買い物は終了〜。


夕食は、懐かしい公邸スタッフと食事です。
チャウさんをはじめ、アインさん。それから前バトラーでチャウさんのお父さんのトウさん。
なんと、40歳くらいの年齢差を乗り越え、数年前にトウさんはアインさんと再婚。やるなー!


大使閣下の料理人」という漫画、ご存知の方もいるかと思いますが、
この漫画に、日本国総領事館公邸にずっと勤務している、クイさんというベトナム人が出てきます。
実は、トウさんがモデルだったそうですよ。
トウさんは、漫画のように料理人ではありませんでしたが。
80歳にしてかくしゃくとバイクを乗り回す、スーパーおじいちゃんです。
次にホーチミンに来たときは、うちに泊まりなさいって、どうかそれまで元気でいてね、トウさん。


食事はドンコイ通りのベトナムハウスで。
 ヘオ・コー・トー(豚肉の煮たの)
があったので、すかさず注文。
ご飯によく合うおかずで、美味しいんです。
たぶん、毎日食べても飽きない・・・。


この日は、洋服のオーダーメイドもしましたが、盛りだくさんになってしまったので4日目に・・・。

ホーチミン旅行記2日め

話は10年前にさかのぼります。

ベトナムに出発する数日前に、お腹に赤ちゃんがいることがわかりました。
とりあえず出発しまして、現地でお医者にかかることに。ホーチミンで出産することに決め、ドクター探しです。
当時総領事館のスタッフにマリコさんという才媛が勤務していて、ドクターをしている友達がいるから、と[
紹介していただいたのが、JICAで活動されているあやさん。
でも、あやさんはこちらの大学で教えている立場の方で、実際に出産まで見るのは無理ということで
同じJICAで活動している友人のベトナム人ドクターを紹介してくださいました。
それが、ビン先生です。


ホンワカしたドクターで、あやの友達は自分の友達、と言って決して診察料をとってくださいませんでした。
やはり大学で教鞭をとってもいたのですが、自分のクリニックや所属している病院もあり、常に忙しいのに自分が見ている患者の出産は必ず立ち会うといった、アツいドクター。
おかげさまで、無事長女を出産することができました。
長男の時も、帰国するまでお世話になりました。


そんなビン先生と優しい奥様のバン先生(やっぱりドクター)にお会いしたく、何とかコンタクトをとり、
再びお会いすることができたわけです。


懐かしいクリニックを訪れ、ひとしきり話をした後、近くのレストランに連れて行ってくださいました。
お店の名前は、スティックス。
ベトナムフュージョン料理といいましょうか、ワインを飲みながら食べる、おしゃれでちょっと高級な感じのお料理でした。
 
チャージョーの衣がもち米だったり・・・
 スペアリブにはパイナップルのソースだったり・・・
ベトナム人のお客様が多かったです。


またいつか会うことを約束して、タクシーに乗り込んだら、タクシー代はもう払ってあるからね、とビン先生。
もう〜どこまで義理人情にあついのぉ・・・・と涙が出そうでした。
ビン先生とバン先生にお土産に頂いた、ベトナムのミンロン社のひまわりの花瓶、早速お店にかざりましたよ〜。


さて、一息ついた後、シェフと長男は、フットマッサージへ。小学生のくせに。
70分で10ドル、お茶つき。気持ちよかったそうですよ。途中、ホットストーン施術もありです。
マック・チー・ブオイ通りのロイヤルフットマッサージです。
女子チームは、ネイルサロンへ。娘も小学生のくせにね。


ネイルするところはいろいろあり、お値段も技術もイロイロのようです。
今回は、グエン・ユー通りの日本人女性がオーナーの美沙那さんへ。
オーナー自ら施術してくださいます。
もともと、ホーチミンでは個人的にやっており、サロンをオープンしたのは数か月前だそうです。
ベトナム生活も長く、昔あったショップの話でちょい盛り上がりました。
小さいながらも、確かな技術の、おすすめサロンだと思います。
なんだか友人のサロンに訪れているみたいで、旅行中の方など、ほっと一息つけますよ。


ネイルしている間に激しく降った雨もやみ、ホテルで一休みしてから、ベンタン市場のナイトマーケットへ。
軽く流して、近くのコム(定食屋みたいなの)で、食事して、2日めは、おしまい。
それにしても、やっぱり
 ゴイ・ドウドウ
 カンガー・チュン・ヌオックマム
はついつい注文してしまいますね〜。

ホーチミン旅行記1日め

8月26日から30日までお休みさせていただき、10年ぶりにベトナムホーチミン市に行ってきました。
今回のブログは、シェフ妻&パティシェのMrs Girassolがおおくりします。


ベトナムエアラインで9:30AM成田発です。満席です。
約6時間で、タンソンニャット空港に到着。時差は日本時間マイナス2時間です。
10年前に比べて、なんだか空港がすごく広くてきれい・・・
税関のベトナム人も、けして愛想がいいわけではないけれど、普通な感じ。
ちょっとした違和感を感じつつ、外に出ると、これまたこぎれいな軽食ショップが並んでいる・・・
なんか違う???と思ってお迎えのガイドさんに聞いてみると、国際線のターミナルは5年前に
新しく建ったのだそうです。
昔のターミナルは、今は国内線用に。なるほど。


市の中心部までは、交通事情もあって車で約30分。
途中、デパートやらショッピングセンターやら陸橋やら、やっぱり10年前と、違う!
なんか、道路が広い。きれい。
バイクも相変わらず多いけれど、車も多い。トヨタ車もたくさん走っている。


懐かしいドンコイ通りを通り、ホテルはちょっと奮発して、ドンユー通りのシェラトンです。
荷物ほどきもそこそこに、市内を軽く散歩。


テレビなどでもよく紹介される、ベトナムのバイクの多さ。
2人乗りは普通。子供を真ん中に3人乗りも。頑張って4人乗りなんてのもありますが、今回はそんなに
見なかったです。もしかして、罰金になったのかな?
後部座席にちょっとおしゃれした横乗りの女性ってのも、危ないけど、なかなかかっこよかったりして。
そして、みんなヘルメットをかぶっている。
ノーヘルは罰金だそうで。
歩行者は、流れるバイクの間をぬって通るのですが、昔に比べてみな信号を守っているので、割と横断しやすかったです。
もちろん、信号のないところは前者で。こっちは今、横断しているんだからね〜ビームをおくって渡るんです。
バイクの方で、スルスルよけてくれます。
でも、いちいクラクションを鳴らすのはやめて〜


やけに道が広く感じたのは、ごみが落ちていないこと。そして歩道を占めるほどの露店商がいないこと。
数年前に罰金制になったそうです。
歩いているとうるさいくらい勧誘するおじさんやおばさんがいないので、ちょっと拍子抜け、さみしくもありました。



今日のうちに、と水上人形劇を見に行くことにしました。
ホテルのコンシェルジュに予約してもらい、チケットはホテルに届けてもらい、4人で30ドルです。
実は、住んでいたにもかかわらず一度も見たことが無くて・・・。
短いストーリーがいくつも、生の音楽と歌に合わせて繰り広げられます。
言葉がよくわからないので、内容が理解できないけど、人形のコミカルな動きだけで笑うことも。
どうやって動かしているのか、それもやっぱりわからないけれど、いいですね。伝統芸能


その後、10年前の職場、日本国総領事館公邸にも足をのばし、懐かしいバトラーのチャウさん、ドライバーのサンさんと再会した後、
インドシナというベトナム料理のレストランで夕食です

ここでもう一度食べたかったゴイ・ドウドウ(青パパイヤのサラダ)はメニューに無くて残念だったけれど、
 海鮮チャーハン
チャージョー(揚げ春巻き) 
バナナの蕾のサラダ
 海老の蒸し物
 カンガーチュンヌオックマム(鶏手羽のから揚げ)
 バンフラン(プリン)
をお腹一杯食べました。
バンフランは、こっくり甘かった昔に比べてあっさりしていました。
まあ、すべて昔のまま、というわけにはね・・・なかなか・・・。


そういえば、ホーチミンは今雨季なのに、今日は降ってないなあ・・・と思っていたら、
ちょうど食事中に雨が降りました。
日本も、夏ものすごく暑い日があったりと、気候がおかしくなってきているけど、ホーチミンも然りだそうです。
雨季なのに、雨が少ないとか。降らない日もあるそうです。
ポンチョをかぶってバイクを乗る姿、あんまり見なかったです。
ちゃんとバイク仕様になってて、可愛いんですよ、ポンチョ。


さて、翌日は出発前から楽しみにしていた、ビン先生との再会です。
長女をとりあげてくれた、産婦人科医です。
もう、大好きなドクター。
明日に備えて、オヤスミナサイ・・・。

アヒージョ

アヒージョ


 スペイン料理のタパスのひとつ

 「アヒージョ」がジラソウの

 おつまみメニューに登場!

 アヒージョ簡単に説明しますと

 たっぷりのニンニクとたっぷりのオリーブオイルで

 油煮にした料理です

 今回はシンプルに小海老で決めてみました

 夏を乗り越えるには、ニンニクが必要不可欠

 ニンニクはスタミナをつけるためには欠かせない食材です

 そして、写真でもわかるように、オリーブオイルはたっぷり使います

 こんなに使うの!と思うかもしれませんが

 オリーブオイルは油であって油じゃない

 オリーブの実のジュースと考えれば問題なし!

 こちらも美容と健康には欠かせません

 私よりちょっとだけイケメンの「もこみち」君も言ってます

 この料理のアクセント 全体を引き締めているのは唐辛子

 丸ごと一本使っていますが、ちょうどいい辛さに仕上がってます

 同じ量の輪切りの唐辛子だとかなり辛くなりますが

 一本丸ごとだと穏やかな辛さです

 間違って口に入れてしまうとかなり刺激的ですが

 私生活に刺激が欲しい方は丸ごと唐辛子ご一緒にどうぞ!

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  越谷市の本格手作り洋食レストラン

  洋食レストラン ジラソウ Girassol

  埼玉県越谷市蒲生茜町2−10

  048-986-6096
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夏メニュー

夏メニュー

 本日より夏メニュー登場!

 まず紹介するのは、夏に食べたい

 洋食の人気メニュー

 元気、食欲モリモリの生姜焼き

 かっこつけるとそう、ポークジンジャーです

 構想3年、製作期間半年

 ライスに合う絶品ポークジンジャーできました

 今回使用する豚肉は

 「山形県産 庄内豚のロース肉」を使用

 わたくし、今まで生姜焼きは豚ばら肉の薄切りで作っていたので

 このままお店で提供するのはちょっと抵抗があり、また

 ロース肉を使用した美味しい生姜焼きに出会ったことがなかったんです

 そんなこともあり、メニューに載せるのをためらっていました

 しか〜し! 洋食屋には生姜焼きは定番ですよねぇ

 料理人ならば、自分で美味しい生姜焼きを作らなければ、と 挑戦しました!

 今回の豚肉 これ塩・胡椒で焼いただけでも美味しいんです

 これに出会わなければ作らなかったかもしれません

 夏バテしててもこの味付けならば、ライス進みます! きっと・・・

 味付けこだわってます

 ライスガッツリ召し上がりたい方、是非ご来店の上

 感想お願いいたします

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  越谷市の本格手作り洋食レストラン

  洋食レストラン ジラソウ Girassol

  埼玉県越谷市蒲生茜町2−10

  048-986-6096
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新生姜

新生姜


 梅雨っぽくない今日この頃

 と言いながらも、蒸し暑いですね

 キッチンは早くもダイエットに最適な

 温度、湿度になってきました

 先日、買い物をしていたら、新生姜を発見

 NOBU TOKYOにいた頃を思い出し

 新生姜のガリを仕込みました (何も考えずに・・・・)

 予想通り何に使っていいかわからず

 どうして仕込んだのか自問自答

 しか〜し!料理人ならば材料を無駄にしてはいけないと考えました

 まず一つは「豚肉とガリのロール巻き」

 その名の通り豚肉で新生姜のガリを巻きソテー

 照り焼きバルササミコ風味にしました

 これはおすすめオードブルにのったりします

 そしてもう一つは「新生姜のクリーミードレッシング」

 これはどこにもないドレッシングですよ(ジラソウ調べ)

 淡白なお肉、魚介類なら何でも合うドレッシングに仕上がりました

 今回はホタテのソテーに合わせてみました

 ガリの刺激とクリーミーソースが食欲をそそります

 このドレッシングはこの時期の定番にしたいです
 
 
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  越谷市の本格手作り洋食レストラン

  洋食レストラン ジラソウ Girassol

  埼玉県越谷市蒲生茜町2−10

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トリッパ

トリッパ


 大変ご無沙汰しております

 新作メニューいろいろあったのですが

 更新サボりにサボってしまいました
 これから暑い夏に向けて、元気の出るメニュー

 紹介していきます

 今回は「トリッパの柔らかトマト煮のパン粉焼き」です

 イタリア料理などでよく提供される料理

 トリッパのトマト煮を食べやすく、そして

 おつまみに最適になるよう仕上げました

 下茹でしてから、香味野菜と一緒に柔らかくなるまで煮込んでから

 トマトソースでさらに煮込みます

 説明は簡単ですが、仕込みは一日がかり!

 グラタン皿にうつし、パン粉パルメザンチーズをかけて

 オーブンでカリッとなるまで焼きます

 トリッパの柔らかさと、パン粉、チーズのカリッとが
 何とも言えません!

 ビール、キリッと冷えた白ワインどちらにも合いますよ

 暑いからと、冷たいものばかり食べないで

 暑い前菜もいいものです。

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  越谷市の本格手作り洋食レストラン

  洋食レストラン ジラソウ Girassol

  埼玉県越谷市蒲生茜町2−10

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